抱えていた課題

 顧客の大半が女性ですが、店長職は、現在全員男性です。店長職を期待されて入社した女性社員が、体育会系の組織風土から早い段階でアシスタント役となってしまい、人材育成ができていませんでした。

取組とその成果

店長・管理職へのモチベーションの醸成
極東ファディ 女性活躍プロジェクト
 自社焙煎コーヒーと業務用食品の卸売を手がける極東ファディ。店舗勤務は会社の主要なキャリアパスであるにもかかわらず、重い荷物や、スタッフをまとめる難しさから、時間的、身体的負荷が大きく、女性社員は店長になることをあきらめてしまっていた。そのモチベーションを低下させず女性の店長を育成するため、平成28年に女性総合職を対象に、各種研修や課題解決活動を展開する「女性活躍プロジェクト」をスタートした。
 
女性活躍プロジェクト
 プロジェクトでは、店舗運営の業務を見直し、負荷を軽減してマネジメント重視の業務への移行を目指していくため、男性店長との連携により店舗運営業務の見える化を進め、最終的にリスト化した。また、女性店長経験者のメンターを囲んでの集会を行い、女性社員それぞれの持ち味を研究し、リーダーのスタイルは画一的ではなく女性にも店長として能力を発揮できる可能性が開けていることを確認した。
 その後、選抜メンバーが提案した店頭での手描きPOP(商品掲示)の活用が会社に採用され、自分たちのアイデアの影響力を体感するなど、店長になるための意識づけができてきている。さらに、プロジェクトでは、取引先の女性社員との独自の勉強会や、大学のキャリア教育講義に登壇して自分たちの体験をプレゼンするなど、会社を越えたネットワークづくりや、取組の発信なども始めた。
 平成29年度は、個人と会社の双方にとって生産性の高いシフト研究に取り組んでいる。今後も女性店長の育成、活躍推進、さらに働き方の変革を目指していく。 
 

トップの思いを伺いました

極東ファディ社長写真
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を次世代育成支援対策推進法との一体型として整備し、これまで育休取得者は4名でその全員が復職しています。女性がリーダーとして活躍しながら就業継続できる会社は男性にとっても働きやすい会社。全社で女性店長の誕生を後押ししていきたいと思います。そして何より顧客の大半は女性。女性社員のマーケティング力発揮におおいに期待しています。
 

一覧へ戻る