抱えていた課題
一緒に働きたいと思うような志の高い人を採用し、就業を継続できないかと考えていました。
取組とその成果
子育て中の女性に光をあてた理由
アパート・マンションの共用部の清掃をはじめ、ハウスクリーニングなど清掃に関する業務全般を行っているお掃除でつくるやさしい未来。「自宅から現場への直行・直帰」「ライフスタイルに合わせた好きな時間での勤務」など子育て中の女性でも安心して働ける環境を提供し、企業としても成長を続けている。創業当初は春日市で30棟程度であったマンションの清掃は、現在では全国で700棟以上にもなった。
代表取締役の前田氏が子育て中の女性に着目したきっかけは、1人の女性社員の存在であった。その女性社員が入社した頃、会社も前田氏自身も疲弊していたという。入社するのは社会人としての基本がなっていないような若者が多く、熱心に教育して一人前に育てても「清掃業だから」という理由で辞めていく人が多数であった。そのような若者に対しても女性社員は真剣に向き合い、熱心に教育を行っていた。その姿をみて前田氏は女性の「人や組織に対する愛情深さ」「仕事に真面目に取り組む姿勢」に気づいたという。そこから、子育て中の女性を積極的に雇用するようになった。
代表取締役の前田氏が子育て中の女性に着目したきっかけは、1人の女性社員の存在であった。その女性社員が入社した頃、会社も前田氏自身も疲弊していたという。入社するのは社会人としての基本がなっていないような若者が多く、熱心に教育して一人前に育てても「清掃業だから」という理由で辞めていく人が多数であった。そのような若者に対しても女性社員は真剣に向き合い、熱心に教育を行っていた。その姿をみて前田氏は女性の「人や組織に対する愛情深さ」「仕事に真面目に取り組む姿勢」に気づいたという。そこから、子育て中の女性を積極的に雇用するようになった。
従業員のライフスタイルに対応した柔軟な勤務体制
女性の力、特に子育て中の女性の力を活かしたいと考えたものの、方法が分からなかった前田氏。そんな折、「3時間農業をしませんか?」と地元の子育て中の女性に声をかけ雇用することで、地域と経済をガラリと好転させている東北の農業法人を知る。そこから着想を得て、試行錯誤の末、社員の希望にあわせて、好きな時間に好きな分だけ働くという仕組みを構築していった。同社では、子どもの手がかかるうちは1回あたり30分~1時間での短時間勤務、子どもが成長して時間に余裕が出来てからは複数時間の勤務、といったことも可能な体制が整っている。
また、従業員の声を積極的に取り入れ、会社に出勤せず自宅から清掃現場に行き、業務終了後に直帰できる仕組みも整備し、時間のない子育て中の女性の就労を支援している。会社に行かなくなることで、従業員同士のコミュニケーションが希薄になってしまうという課題に対しては、アプリやテレビ電話といったIT技術を活用し、従業員どうしの繋がりを生む工夫を行うことで、仲間意識を醸成させ、モチベーションの向上にも努めている。
「困っているからこそ、進化できる」と前田氏は語る。これからも従業員の声に耳を傾け、従業員のライフスタイルに対応した柔軟な制度を生み出しながら、女性の就労を支援していく。
また、従業員の声を積極的に取り入れ、会社に出勤せず自宅から清掃現場に行き、業務終了後に直帰できる仕組みも整備し、時間のない子育て中の女性の就労を支援している。会社に行かなくなることで、従業員同士のコミュニケーションが希薄になってしまうという課題に対しては、アプリやテレビ電話といったIT技術を活用し、従業員どうしの繋がりを生む工夫を行うことで、仲間意識を醸成させ、モチベーションの向上にも努めている。
「困っているからこそ、進化できる」と前田氏は語る。これからも従業員の声に耳を傾け、従業員のライフスタイルに対応した柔軟な制度を生み出しながら、女性の就労を支援していく。
トップの思いを伺いました
経営理念である、和の力・全て吉・地域に咲く・至高の品を社員一人一人と共有し、スタッフ一同一丸となって日々業務に勤めています。「お掃除を通して、世代をこえて愛される街をつくる」という目標のもと、新しい「お掃除」と「働き方」を提供しています。