派遣した専門家

社会保険労務士 阿野 貴子
社会保険労務士阿野貴子の写真

抱えていた課題、派遣の経緯

 スタイリスト部門での予約増加などもあり、新たにスタイリストとパートタイムのネイリストを採用したいと考えていました。また、現在従業員が2人とも独身の20代の女性であり、今後結婚・育児などが想定されるため、社内制度も整備したいと考えていました。そこで、これらの課題に対応するため、専門家による派遣相談を申し込みました。
職場の風景

派遣した専門家による支援内容とその成果

人材確保について
 スタイリストの求人は、フルタイムでの勤務となることもあり、求職者が増える時期以降に重点をおいてハローワークへ求人の申し込みを行うことを助言しました。パートタイムのネイリスト募集に関しては、すぐに求人依頼をハローワークへ行い、時給や働く時間、時間帯について求職者が自由に選択できるということをアピールポイントとなる内容にすることを助言しました。
両立支援について
 今後、結婚・出産となる従業員が継続して勤務しキャリア形成ができるように、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を策定することを提案しました。策定・届出を行うことを担当者と確認し、専門家派遣による支援を通じて、行動計画の策定を行い、労働局への届出を行うことができました。
助成金について
 一般事業主行動計画の策定・届出後に、活用できる可能性のある助成金(両立支援等助成金など)について説明しました。また、新型コロナウィルス感染症の影響のため、小学校等の休校があり2月から一部の従業員が休みを申請することとなったため、利用できる助成金の要件等を支援時点で分かっている内容を説明しました。

支援を受けた会社の声

 育児休業などに助成金があるとは知らなかったので、専門家に助言をもらえて非常にありがたかったです。今後は従業員が働きやすい職場とするため両立支援制度の整備などを進めていきたいと思います。(担当者:対馬氏)

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